マヨラナ粒子、マヨラナ方程式などで知られるイタリアの理論物理学者エットーレ・マヨラナ (Ettore Majorana 1906 - 1938?) の生誕100年を記念して2006年に創設された国際賞。 理論物理学および数理物理学における顕著な業績を対象とし、学術雑誌 Electronic Journal of Theoretical Physics から毎年授与される。 授与日は毎年3月27日（マヨラナが謎の失踪を遂げた日）。
1. Best Person in Physics 部門
2. Best Special Issue Paper 部門
3. Best Paper 部門
の3部門からなり、受賞者にはメダルと賞状が贈られる。2006年
l E. Recami (伊 ベルガモ大学)
l E. C. G. Sudarshan (米 テキサス大学オースチン校)
l J. Zimba (米 ベニントン大学)
l G. W. Semenoff (加 ブリティッシュ・コロンビア大学) & P. Sodano (伊 ペルージャ大学)
2007年
l L. Smolin (加 ペリメーター理論物理学研究所)
l E. Pessa (伊 バヴィーア大学)
l M. Cini (伊 ローマ大学サピエンツァ校)
2008年
l G. F. Chew (米 ローレンス・バークレー国立研究所)
l H. Kleinert (独 ベルリン自由大学理論物理学研究所)
l S. Esposito (伊 ナポリ大学) & G. Salesi (伊 ベルガモ大学)
l G. Vitiello (伊 サレルノ大学)
l N. I. Farahat (パレスチナ ガザ・イスラーム大学) & W. I. Eshraim (パレスチナ ガザ・イスラーム大学)
2009年
l M. Rasetti (伊 トリノ工科大学)
l J. P. Singh (印 インド工科大学)
2010年
l N. D. Mermin (米 コーネル大学)
l G. Tuluzov (ウクライナ ハリコフ地域投資センター) & S. I. Melnyk (ウクライナ ハリコフ・ラジオエレクトロニクス国立大学)
l R. Carroll (米 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)
2011年
l 授与なし
2012年
l B. J. Hilley (英 ロンドン大学バークベックカレッジ)
l Y. Kaminaga (日 群馬工業高等専門学校)
1) マヨラナ賞公式ホームページ
2) 英語版ウィキペディア
http://en.wikipedia.org/wiki/Majorana_Prize
3) ドイツ語版ウィキペディア
http://de.wikipedia.org/wiki/Majoranapreis
4) ポルトガル語版ウィキペディア
https://pt.wikipedia.org/wiki/Pr%C3%AAmio_Majorana
