数学

数学科の紹介

  数学は物理学などの自然科学や工学の基礎となる学問です。 例えば、物理学では微分積分学や線形代数学といった知識の理解なしに力学について語ることはできません。 数学は、もともと人間の生活習慣から生まれた学問ですが、 現代の数学ではそれらとかけ離れてとても抽象的になっています。 にもかかわらず、現在多くの分野・局面で数学の考え方が応用されており、 日常生活において携帯電話やカーナビといった文明の利器がちゃんと機能しているのも、 現代数学のお陰と言っても過言ではないでしょう。 群馬高専数学科ではこれらの現状を踏まえて、 「ものの見方・考え方」を数学を通して、 基礎からしっかり学べるようなカリキュラムを用意しています。 具体的には、基礎数学、微分積分学、線形代数学、 確率・統計といった現代数学の基本となる科目が用意されています。

  数学を理解するためにはただ授業を聞いて教科書を読むだけでは不十分です。 紙と鉛筆を用意し、自分で手を動かして、 教科書に書いてあることをじっくり時間をかけて理解しながら進んでゆきましょう。 群馬高専数学科の教員はそんな熱心な学生諸君のサポートに全力を注ぎながら、 数学の面白さ・幅の広さを伝えてゆきたいと思っています。