一般教科(自然科学)の歴史

「生物」の設置と主任の名称変更

「生物」は、開講当初、本校のカリキュラムにありませんでしたが、 平成元年度に新設されました。 「生物」の導入は昭和62年、林博男校長が教育研究委員会に対し、 「生物は物理、化学と共に現代の自然科学の3本柱であり、 本校でもカリキュラムに取り入れるべきである」との考えに立ち、 カリキュラム化を検討するよう、強く示唆したことに端を発します。 昭和63年度に約1年間、導入の必要性、導入すべき学年、単位数、 教えるべき内容等について、教育研究委員会で検討を重ね、 翌、平成元年度に開講しました。 ただし、このときはまだ生物担当の専任教員は当科にいなかったため、 授業は非常勤講師が担当しました。

人員が削減される一方だった当科ですが、 平成18年度には本間清校長の指示によって 「生物の専任教員を増やし、生物教育を強化する」という方針が示されました。 こうして平成19年度から生物担当の専任教員1名(宮越教授)が当科に着任しました。 現在、「生物」は1年次に必修1単位となっています。

また、この平成19年度から、運営組織規則の一部が改定され、 当科責任者の名称が「一般教科(自然科学系)主任」から「一般教科長(自然科学)」 に改められました。 その後、平成21年度には応用物理担当教員1名(五十嵐准教授)が電子情報工学科に移籍1となり、 現在に至ります。


1平成22年度に電子情報工学科に再移籍