一般教科(自然科学)の歴史

I,II科目の分離

平成4年度には、本校工業化学科は物質工学科に改組されました。 これに伴う教育課程の改編により、 工業化学科の「応用数学」はこれまでの必修3単位から、 「応用数学I」(必修2単位)と「応用数学II」(選択1単位)に分割 されることになりました。 またこれに伴い、他学科についても、 これまでの「応用数学」必修4単位が、 「応用数学I」(必修2単位)と「応用数学II」(必修2単位) に分割されることになりました。またこの平成4年度には、 週5日制の実施に伴うカリキュラム改定も行われました。 その影響で、開校以来5単位だった「物理」「化学」は4単位に削減されました。 ただし、諸事情により、電子情報工学科の「物理」だけは、 その後も5単位を維持しています。

平成8年度以降は、 財政的問題から非常勤講師を減らすことが全校的方針になった影響で、 1年次の「数学B」(2単位)は、 順次専門学科所属の教員が担当する方向にシフトしていきました。 具体的には機械工学科が平成8年度から、 電気工学科(現電子メディア工学科)が平成9年度から、 電子情報工学科、物質工学科、環境都市工学科 が平成10年度から担当することになり、現在に至ります。 また、同じく平成8年度以降、それまで「数学A」(4単位)だったものを、 数学AI(前期2単位)と「数学AII」(後期2単位)に分割しました。 その主要な動機は、学生の留年対策でした。 同様の分割はその後、「物理」や「化学」でも行われ、 現在ある科目名称 「物理I」(2単位)「物理II」(2単位;電子情報のみ3単位) 「化学I」(2単位)「化学II」(2単位) が誕生しています。