研究集会『トポロジーとコンピュータ 2018』
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トポロジー研究連絡会議の支援するトポロジープロジェクトの一環として、
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科学研究費補助金(基盤研究(A))「結び目と3次元多様体の量子トポロジー」
(研究代表者:大槻 知忠,課題番号:16H02145)
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科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))「指数定理の展開とトポロジカル表面状態」
(研究代表者:古田 幹雄,課題番号17H06461)
の協力を受け、 下記の日程で研究集会「トポロジーとコンピュータ2018」を開催致します。
日時: |
2018年10月12日(金) 午後 — 14日(日) 午前 |
会場: |
奈良女子大学 コラボレーションセンター Z306教室(㉝ の建物の3階) |
世話人: |
吉田はん(奈良高専), 山下靖(奈良女子大理), 市原一裕(日大文理) |
参加者各位のご協力により、本研究集会は無事に終了いたしました。
50名の皆様のご参加をいただき、ありがとうございました。
趣旨
本研究集会では, コンピュータを利用したトポロジーの研究の発展を目的として, 次のような講演を計画しています.
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計算機の援用により得られたトポロジーの結果や, 計算機実験により立てられた予想を (試行錯誤や検討の過程も含めて) 紹介する講演
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実装に成功したトポロジーのソフトウェアを (開発の苦労話やノウハウも含めて) 紹介し, 共有する講演
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計算機の援用により発展が期待できそうなトポロジーの研究を紹介し, 議論や意見交換を促す講演
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本研究集会の主題と潜在的に関連があると考えられる他分野の入門的な講演
トポロジーにおける計算機利用の実際の場面を考えてみますと, それは大規模なデータの解析や画像処理などといった計算機が最も力を発揮する部分と密接に関係しています. 我々が注目したいのは, 最終的に得られる結果はもちろんのこと, その過程の部分です. そのような, 数学的には途中の段階, もしくは泥臭い作業部分とみなされるものは, 論文や研究発表の場ではなかなか表に出されることがありませんが, その部分にこそ共有すべきアイデアや技術, 更には応用の可能性があると考えられます. 本研究集会では, そういった数学の研究過程において実は生き生きとした重要な部分に焦点をあてることで, 学生を含めたトポロジーの研究者が積極的に交流できるような場を提供したいと考えています.
講演者
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Yo’av Rieck
(University of Arkansas)
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Robert Tang(沖縄科学技術大学院大学)
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下川 航也 (埼玉大学大学院理工学研究科)
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中村 聡史(明治大学総合数理学部)
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和田 昌昭(大阪大学大学院情報科学研究科)
(敬称略)
プログラム
講演プログラムは以下からダウンロードできます。
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【講演プログラムとアブストラクト】(PDFファイル)
スライド
講演のスライドは以下からダウンロードできます。
昨年までのトポロジーとコンピュータ
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[2017]
大阪大学豊中キャンパス 2017.10.20‐22
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[2016] カレッジプラザ秋田
2016.10.28-30
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[2014] 東京大学大学院数理科学研究科
2014.11.14-16
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[2013] 明治大学 中野キャンパス
2013.11.29-12.1
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[2011] 名城大学名駅サテライト
2011.11.12-14
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[2010] 東京工業大学大岡山キャンパス 2010.9.8-10
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[2009] 東京工業大学大岡山キャンパス
2009.8.31-9.2
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[2008] 東京工業大学大岡山キャンパス
2008.8.27-29
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[2007] 放送大学秋田学習センター(秋田大学構内)
2007.9.5-7
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[2006] 大阪産業大学梅田サテライト 2006.11.27-29
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[2005] 大阪産業大学梅田サテライト 2005.11.28-30
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[2004] 東京工業大学大岡山キャンパス
2004.11.29-12.1
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[2003] 東京工業大学大岡山キャンパス
2003.12.1-3
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[2001] 奈良女子大学 2001.11.29-12.1
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[1997] 明治大学
1997.8.25-27
会場までのアクセス