平成17年10月

一般教科(自然科学)

第5回群馬高専科学教室について

 

「光の色、いろいろ」という題目で、第5回群馬高専科学教室が平成17年10月28日に実施されました。当日は群馬県民の日ということで県内の小中学校は休みとなっており、小学校高学年から中学生まで計12名の参加がありました。

教室の内容は、光をいろいろな色に分解する装置をつくり、身のまわりの光を観察するというものです。CDと厚紙というどこにでもある材料を使って作った装置ですが、太陽光はちゃんと虹色に分かれる一方で蛍光灯の光は数本の線になり、見た目が白くてもその内容は異なっていることを観察することができました。また、絵の具を溶いた水では、吸収される色と、見た目の色が異なることを実感してもらいました。理科嫌いが叫ばれる昨今ですが、感動する心を持った子供はまだまだ健在でした。これからも、理科が好きな子供を増やしていけるような科学教室を開催できれば良いと思います。