平成16年10月

一般教科(自然科学)

第3回群馬高専科学教室について

 

「いろいろな光」という題目で、第3回群馬高専科学教室が平成16年10月28日に実施されました。当日は平日ではありますが、群馬県民の日ということで県内の小中学校は休みとなっており、小学校高学年から中学生までの計20名の参加がありました。独立法人としての地域貢献の一環として、昨年度よりこの日に開催されています。

参加した小中学生が試験管の中に入った薬品を混ぜて光らせている様子です。

 

 

 

中島先生が試験管の振り方について説明をしているところです。

 
教室の内容は、光を発生させる方法についてでした。物を燃やしたり電球をつけたりといったいろいろな方法により光は発生しますが、大概の方法では同時に大量の熱が発生してしまいます。それに対し、蛍の光に代表されるような場合ではほとんど熱が発生しません。本教室では、そういった熱の出ない光の例として、発光ダイオードの光る仕組みと液体混合による化学発光がとりあげられました。特に、化学発光については試験管に入れた液体が混ぜ合わせることにより光るさまは、驚きによって迎えられました。理科嫌いといわれるなかでも感動する心を持った子供はまだまだ健在であることがわかりました。これからも、理科が好きな子供を増やしていけるような科学教室を開催できれば良いと思います。